ジャズの殿堂 Preservation Hall 展示室
先日から 頭の中で聖者の行進のメロディがぐるぐる回っているワタクシですが、
実は、、、
意味を知りません。
歌詞も 知りません。数小節だけ歌えます。その繰り返し。
明るい陽気な感じがしますが、ルイ・アームストロングが歌うジャズで ヒットしたんですよね。
しかし何やら哀愁も感じるのは 気のせいでしょうか。
少し調べてみました。
「聖者の行進」(When The Saints Go Marching In)wikiより
“ 元々は、アメリカ合衆国の黒人の葬儀の際に演奏された曲である。
ニューオリンズでは、埋葬に行くときには静かな調子で埋葬の時は悲しげに。
埋葬が終わると、この曲でパレードをして帰っていく、、、。”
やはり何やら暗い感じです。
そもそも、Saintsという和訳には 聖者という他に 死者と言う意味もあるそうで、どうやらこちらのようですね。
アメリカの南部、奴隷制度の元に過酷な生活を強いられていた黒人たちの鎮魂歌であったとも言われています。
死によって ようやく解放され 天国へ行く事を祝い、明るい曲で送り出そうと言うわけです。そんな悲しい歴史が根底にあったわけです。
邦題『聖者が街にやってくる』、、
いや、
聖者は街にやってきませんよ。
皆んな陽気に手を振り、微笑み、街を練り歩いて行くのですが、そこには 現実の困難や貧困に喘いでいても、明るく生きていこうというパワーが根底に流れているんですね。
聖者の行進 やっぱり 貼っておきます。 (๑・̑◡・̑๑)